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ブロックの白華(はっか)について

 白華(はっか)とは、コンクリートの中で水に溶けたセメントのアルカリ成分が、大気中の二酸化炭素と結合して、ブロック表面に白く現れる現象です。一般的には、低温、高湿の冬に起こりやすく表面部で集中的に蒸発散が繰り返されることにより白い結晶を作ります。
 
 白華が生じたとしても、コンクリート構造物の強度には問題はなく、生成物も無害ですが、外見上の問題となることがあります。



予防策
  
 予防策としては、

1.ブロック空洞部へモルタル充填する等して水が浸入するのを防ぎ、水の滞留がないようにしてください。施工中時の雨には、シートでの保護を行ってください。

2.充填モルタルや目地モルタルに白華防止剤を混入してください。

3.雨の影響を防ぐため、最上段へ笠を設置し、すき間ができないように目地詰めを行ってください。

4.ブロック面へ吸水防止剤を塗布してください。

5.万一の空洞部への水の滞留には、水抜きを設けてください。
例:目地部分から45°上方に空洞部までドリルで穴を開ける等

 以上の予防法は、凍害防止にもつながります。


除去方法
 白華は、アルカリ成生物でありますので、酸で洗うことで除去できますが、強い酸で洗うとブロック自体が損傷を受けるので注意が必要です。酸性薬品や白華除去剤を使用方法を守り使ってください。
 処理後は、再発生を防止するため、上記の予防策を検討してください。