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ブロック塀の凍害について

 凍害とは、コンクリート中の水分が0℃以下になった時の凍結膨張によって発生するもので、数度の凍結と融解の繰り返しによって徐々に劣化し、ブロック表面にひび割れ等の形で現れる現象をいいます。 
 凍害でブロックが破損する主な要因として、ブロック接合部分にモルタル充填をしていない為に雨水が浸入し、その水が凍結、膨張して破損する事があげられます。


防止策
  
 防止策としては、

1.鉄筋部は当然として、その他の空洞部にもモルタルを充填してください。



2.頂点部に笠木を設置してください。結合部をコーキング等で埋めるとベストです。

3.充填・目地モルタルは適切な調合(セメント1に対して砂2.5)で使用してください。練り戻しは不可。

4.目地モルタルはブロックフェイスシェルのみでなく必ずウェブにも適切に施工してください。一度目地の上にブロックを乗せてからやり直す時は、目地モルタルを除去してから新しい目地モルタルを乗せてください。


5.モルタルに防水剤を併用したり、施工完了後目地が乾いてから撥水剤をコーティングするのも有効です。

6.寒冷地においては、ブロック塀の基礎立ち上がりは、地盤面より400mm以上を推奨します。それ以下の施工現場にて凍害が発生していることが多いと聞きます。


以上の予防法は、白華防止にもつながります。

最後に、一番心がけて頂きたいことは、いかに水の浸入を防ぐかということです。